ドラマ「嫌われる勇気」の第7話のあらすじと感想・視聴率をまとめました。アドラー心理学「嫌われる勇気」を元にした刑事ドラマで、香里奈さん主演のドラマ。香里奈さん、お久しぶりですね。

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ドラマ「嫌われる勇気」放送中止の危機!?

2月3日に日本アドラー心理学会から、抗議文が送られていたようです。内容は、

 

簡単に問題点を指摘させていただきますと、そもそも「勇気」とは、「勇気とは 共同体感覚のひとつの側面である」(アドラー)と言われておりますように、「共 同体感覚」と関係して理解されております。「共同体感覚」とは「共同体感覚は、 人々が相互に理解し合い、一致に到達し、意見や信念を分かちあうことを可能にす るものである」(ヘレーネ・パパーネク)と言われるように、他者と共同し協力し て生活する能力のことを意味します。

しかるに、ドラマ『嫌われる勇気』の中では、 たとえば「私はただ、感じたことを口にしているだけ」と言っている主人公を「ナ チュラルボーンアドラー」としているなど、「相互理解のための努力」や「一致に 到達する努力」や「意見や信念を分かちあうための努力」の側面を放棄しているよ うに見受けられます。

専門家の意見も聞きたいと考え、本学会所属のアドラー心理学指導者野田俊作氏 に相談したところ、「たしかに岸見氏がおっしゃるように、他者の評価でもって自 分の価値を判断する必要はないけれど、そういうことにとらわれずに、『他者の幸 福のため』に自分がすべきことをするというのが、アドラーの教えだと理解してい ます。

ですから、自分の行為の結果が他者にどういう影響を与えるかについて、い つも配慮をしなければならないと思います。ドラマの中の考え方には『他者の利害』 という見方が完全に欠落している気がします。

それではアドラー心理学とは言えま せん」というコメントをいただきました。

放映の中止か、あるいは脚本の大幅な見直しをお願いしたいと思っております。 早急にご検討いただき、善処いただければさいわいです。

(http://adler.cside.ne.jp/common/pdf/fuji_tv.pdfより一部抜粋)

 

おっと、こじらせると放送中止になりかねないですね。そもそも「心理学」って完全に理解するのは難しいですよね。嫌われる勇気を読んだことがあるレベルでは、なにかの勘違いとかが出てきますよね。

もっとも肝心な「他者への利害」が抜けているというのは致命的。ドラマの視聴率の低迷も、この「他者への利害」が抜けているからではないでしょうか???

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嫌われる勇気 あらすじ 7話

「より大きな共同体感覚の声を聴け」

木村堂であんパンを3つ買う庵堂。パン屋のおばあちゃんは、店をたたむことになったので、今日で最後だからお代はいらないと言う。「40年以上も毎日通ってくれた常連さんもいたし、そのおかげでやってこれたの」と言う。

 

一方、青山が街を歩いていると、先日起こった爆発事件の目撃者で犯人に命を狙われていると言う、佐藤という男性が助けを求めてきた。

 

佐藤は警察署の応接室で、青山と半田から、爆発事件の犯人について聞かれる。しかし、犯人について答えることなく、黒い鞄を開けるよう青山にお願いするのだった。鞄の中には、タブレット、スマホ、ぬいぐるみが。青山がぬいぐるみを取り出すと、タブレットにぬいぐるみが爆発する映像が流れる。

 

このぬいぐるみには爆弾が仕掛けられていて、下に置くと爆発する、と佐藤は言うのだった。ずっと、ぬいぐるみを持ち続けなければならなくなった青山。

 

そこへスマホから着信音が。「自分は爆発事件の犯人で、8係を監視している。外に一人でも出たり、外部と連絡を取ったりすると、ぬいぐるみは爆発する」と犯人は言うのだ。庵堂が、目的を尋ねると、「庵堂蘭子、君と勝負がしたい」と答えるのだった。

 

「私にどうしろと?」と問う庵堂に、犯人は「今から知らせる場所に手紙を届けている。その手紙に書かれたクイズを制限時間内に解いて、タブレットに答えろ。連絡手段は、蘭子の持つスマホと私が届けたスマホのみだ」というのだった。そして「外部に気づかれたり、クイズが不正解の場合は、この部屋に残された者は全員即死だ」と。

Q1では、東和セントラル警備保障の車の画像が。そこに向かい、ゴミ箱から手紙を見つける庵堂。手紙には「Y, □, D, H, M, S」とある。これらは時間の単位を表すもの。□にはMonthのMが入る。すぐに連絡する庵堂。タブレットに入力する三宅。正解。

 

すぐにQ2が始まる。今度はSNカンパニーの看板が。差出人不明の手紙はシュレッダーにかけられてあった。その中からさがしだす庵堂。手紙には「5, 10, 13・1, 13・5, 14, 19, □, 22」とある。庵堂は、アルファベットの配列を表していると気づき、「E, J, MA, ME, N, S, □, V」に並び替える。これらは太陽系の惑星を英語で表した時の頭文字だ。□には天王星のURANUSのUが入る。そしてUをアルファベットの配列で表すと21。見事正解だった。

 

運よく、盗聴器が仕掛けられた万年筆が8係の室内に置かれており、鑑識課で受信して情報を知ることができた。事情がわかり協力できるようになった小宮山と浦部。浦部は庵堂のもとへ、小宮山は大文字のもとへと向かう。

 

Q3の画像から、JHS保険会社に向かう庵堂と浦部。手紙には「イチローがプロ生活22年間で打ったヒット数は全部で何本か?」とあった。日米通算安打は4308本だと言う浦部。が、4308では不正解だったのだ。焦って大声を上げる佐藤に、青山は「信じましょう、庵堂さんを」と言う。2軍はプロ扱いにならないのか?と浦部に問う庵堂。イチローの2軍での記録も調べ156本とわかる。4464と入力し正解となる。

 

青山は、ぬいぐるみを持ち続けて疲れてくるが、きっと庵堂さんが何とかしてくれる、と信じる。そんな青山に佐藤は「あの刑事さんを信頼してるんですね」とたずねる。「庵堂さんのことは考えてもわからないから、無条件で信じようって決めたんです。庵堂さんを信じる自分を信じようって」と答える青山に、佐藤は「羨ましいな。私にもそんな人がいたらな」とつぶやく。

 

そして、Q4が送られてきた。私は誰でしょう?と。その時、三宅が、手紙が送られてきた3つの場所に共通点があることに気づいたのだ。庵堂に連絡し、それらは警察幹部の天下りの場所だという。

 

一方、大文字は、犯人には矛盾があるという。庵堂達を翻弄している・・・世間を騒がして充実感をおぼえる激情型犯罪と思われるが、外部に知られないよう細心の注意を払っている、と指摘する。ある覚悟を持って事件を企てているんじゃないか、と言う大文字。こういうタイプは、得てして大胆な行動をとりやすい。犯行現場の近くで様子を伺っているのかもしれませんね、と言うのだった。

 

クイズの答えからヒントをさがす庵堂。3つのクイズの答えを並べると、警視庁データベースにアクセスするための識別番号と一致することに気づく。そして、犯人は、8係の部屋にいる情報提供者の佐藤だとわかる。

 

佐藤は青山を人質にとり、庵堂に「これが最後のクイズだ。俺がどうしてこんな真似をしたか、わかるか?」と言う。

 

佐藤の元職場に向かう庵堂。佐藤は、真面目で几帳面、高校卒業して入ってから定年まで無遅刻無欠席で表彰された、と聞かされる。また、退官してすぐ職場に来たがすぐに帰った、とも。

 

大文字から庵堂に電話がかかる。犯人は初めから庵堂のことを意識していた、犯人の動悸を解くカギは庵堂が握っている、と言うのだった。

 

佐藤の家を調べに向かう庵堂。表彰状と、佐藤と警務部長が一緒に写った写真が破られていた。押し入れには庵堂の写真や記事が張られ、顔の部分が傷つけられていた。また、年賀状がきれいに整理されており、家計簿にはパンの木村堂のレシートが毎日貼られていた。

 

佐藤は青山に向かって「あの女は戻ってこない、自分の命が惜しいからな」と言う。「あなたは仲間を信じたことはないのですか?庵堂さんを信じる自分を信じる。最後まで僕は僕の決断を信じます」と青山は言うのだった。村上も「私も信じます、蘭子さんのことを」三宅も「僕も信じています」半田も「もちろん俺だって」と言うのだった。そんな彼らに佐藤は「お前ら、ホント救いようのないバカだな」と吐き捨てる。そこへ庵堂が戻ってくる。

 

「佐藤さん、あなたはこの42年間、無遅刻無欠勤で警察官の仕事を勤め上げました。結婚せず趣味も持たず、あなたにとって警察が人生の全てでした。

 

そして半年前、定年で退職したあなたは、ようやく気付いた。自分には警察以外どこにも居場所がないことに。警察という共同体から切り離され、ただの人になったあなたは、このまま自分が忘れ去られることが我慢ならなかった。違いますか?」と庵堂。

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「たった7つだ。去年までは年賀状が300過ぎてたのが、今年はたった7つだった。人生の293通分を警察に捧げてきたんだよ。警察を辞めてしまったら俺の居場所なんてどこにもないんだよ。警察に戻れば居場所がある、仕事がなくても仲間が俺を受け入れてくれると思っていた。

 

それなのに・・。退官してすぐ遺失物センターの様子を見に行った。俺がいなくなって困ってることがあるんじゃないか、アドバイスの1つでもしてやろうと思って。みんな困っているどころか、楽しそうに働いてるじゃないか。俺が考えた遺失物の配列も全部変えられていた。

 

表彰してくれた警務部長も俺のことなんかすっかり忘れてた。ここまで警察に身を捧げてきたのに本当に俺を必要としてくれる人間は誰もいなかったんだって」と言う佐藤に、庵堂は「私を警察そのものに見立てたんですね。」と言う。「その通りだよ」と答える佐藤。

 

二人はパンの木村堂で会ったことがあったのだ。その時、おばあちゃんは警察の広報誌に載った庵堂に「いいじゃない、みんなに必要とされてるんだから」と佐藤がいた時に話したのだった。家に帰り、佐藤はその広報誌をぐちゃぐちゃにしたのだ。

 

「悪いのは私じゃない!私の貢献を認めず、まるで使い捨ての歯車のように扱ってきた奴らだ!」という佐藤に、庵堂は「言いたいことはそれだけですか」と言う。「庵堂蘭子、さっさと答えろ!」という佐藤に対して「お断りします。これ以上、あなたのいいなりにはなりません。」と庵堂は言うのだった。

「仲間が死んでもいいのか」と佐藤。「できるものなら、どうぞ」と庵堂。制限時間がきてしまうが何も起こらない。「佐藤さん、あなたの独りよがりの茶番もこれで終了です。その爆弾は偽物。あなたは最初から爆弾を爆発させる気なんかなかったんですよね?」と庵堂。そして、佐藤はカクホされる。

 

取調室で、佐藤と庵堂が向き合う。

 

「あなたの本当の目的は私を従わせることだった。あなたの要求に右往左往する姿をみたかった。今のあなたは見返りばかりを求めています。認めてほしい、褒めてほしい、大事に扱ってほしい、こればかりです。」と庵堂。佐藤は「ここまで身も心も警察に捧げてきたんだぞ。認めてもらいたいと思うのは当然じゃないか」と言う。

 

庵堂は「あなたが警察に貢献したことは認めます。でも、本当の貢献とは、見返りとは無縁に行われるものです。」と言うのだった。そんなことできるか、と言い放つ佐藤に、庵堂は、今も実際にあなたは貢献していると言うのだった。「警察という共同体から離れたあなたは、自分の居場所がなくなったと思っている。でもあなたは、もっと大きな共同体に属しているし、そこでたくさんの貢献を行っています。」と言う庵堂。

 

そこへ、相馬が現れ、佐藤は木村堂のコロッケパンを渡されるのだった。「あなたが42年間毎日食べてきたコロッケパンです。あなたがパンを買い、代金を支払う。そこで支払ったお金は、パン職人の人たちに還元されるだけじゃありません。


※イメージです。

 

小麦やバターの生産者たち、あるいはそれらを運んだ流通業者の人たち、そしてガソリンを販売する業者の人たちにも還元されるし、つながってるんです。そして何よりも、あなたにこのパンを売っていたおばあちゃんの生きる力になっていたんです。木村堂のおばあちゃん、言ってました。40年以上毎日通ってくれた常連さんたちのおかげで、頑張って来れたって。それってあなたのことですよね?」と話す庵堂。

 

そして、佐藤は、青山を呼ぶよう頼む。「すまなかった。いろいろ辛い思いをさせて。あんたが羨ましい。どんな時も信じれる人間がいて。」という佐藤に、青山は「あなたにだって、きっといるはずです。仲間だっているし、居場所だって今は見えてないだけで、きっとあるはずなんです。」と言うのだった。泣きながらコロッケパンを食べる佐藤。

 

結局、こないだの爆発事件と、今回は無関係だったのだ。さっさと帰る庵堂のことを「相変わらずマイペースだな」と言う小宮山に、浦部は「そうでもありませんよ。俺初めて見ましたもん。庵堂のあんな必死な顔。」と答える。

 

青山は大文字のところへ行き「先生、庵堂さんしっかり持ってました、共同体感覚。嫌われる勇気と共同体感覚が矛盾していないこともわかったような気がします。人にどう思われようが関係ない、大事なのは自分が他者に貢献できてると実感できることなんですよね」と、話すのだった。

 

パンの木村堂の前に、花籠がおかれていた。そこには、長い間お疲れ様でした、と書かれた庵堂からのメッセージカードが入っていた。

 

嫌われる勇気7話の名言集はこちらから

嫌われる勇気 ドラマの感想7話

Tさん(44)

今回は、「共同体感覚」と「貢献」についてたくさん語られていました。

抗議文の影響で、脚本変えたのでしょうか??って思っちゃいました(笑)

普段、小さな共同体しか目に入りませんが、考えを深めれば、食べるもの1つとっても、たくさんの仲間とつながっていることに気づかされます。

作ってくれた人、売ってくれた人、運んでくれた人、そして自然の恵み。そこに、たくさんの人の貢献があることも。今、ここに、自分が存在しているのも、共同体のおかげだと思えるようになりました。

もし、小さな共同体から切り離されたのなら、もっと大きな共同体に属していることに目を向ければいい。無意識に自分がしている貢献、他者から受けている貢献に気づけば、人生は、もっと豊かなものになりそうです♪

 

ドラマ「嫌われる勇気」の視聴率は??

「難しい」「つまんない」って声がありますね・・。私自身は、結構気に入ってみているんですが(笑)

刑事ドラマにして、わかりやすく落とし込みをしているのだとは思いますが、そもそもの心理学が簡単なものではないので、難しく感じちゃいますよね~。

 

まずは過去の視聴率から見てみましょう!

  • 第1話 8・1%
  • 第2話 6・4%
  • 第3話 6・6%
  • 第4話 7・2%
  • 第5話 6・1%
  • 第6話 6・2%

う~~ん。基本低水準ですね。香里奈さんの復活でもう少し話題になるとは思っていたのですが・・。

 

さて気になる第7話の視聴率は??

 

6.5%・・・。

 

放送中止の話もあったので、少しは話題になったかなと思っていましたが、いまいちでしたね・・。7%位までは回復させたいところですね!!

まとめ

残すところ、あと3話。評判はいまいちかもしれませんが、最後まで視聴しますので、打ち切りにはしないでほしい。香里奈さん、昔から好きな女優さんでしたし、今後も頑張ってもらいたいので・・。

アドラーの「嫌われる勇気」をメインにするのではなく、あくまで刑事ドラマで、そこに、アドラーの名言が入ってくるような作り方のほうが、わかりやすかったかも知れませんね(笑)

 

原作「嫌われる勇気」の名言集!!

 

頑張れ、フジテレビ!!

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!!